「ブログはじめたいけど文章に自信がない。」
「読んでもらえるブログを作るぞ!」
「文章力があればもっとPV上がる気がする!」
そんな方に向けて文章の書き方をまとめました。
心構え – 伝わらないと意味がない

ブログを書く目的は色々あると思いますが前提として文章自体が伝わらないと意味がありません。
・誰に向けて書いているのか?
文章をかくときの最重要ポイントです。文章を伝える行為は相手が居てはじめて成立します。自分のために書く記事であっても、情報を発信している限り読む方の時間を頂戴しているという意識が無いと、伝える手段の文章である意味がなくなります。
さらに、その先には読み手に何をして欲しいのか?信頼が築けているのか?などを意識して書く必要があります。
・前提整える
書き手と読み手である読者の前提が異なっている場合があるので、書き手は読者の前提を想像して文章を書く必要があります。
例えば、『アフェリエイト初心者向けの文章で月収150万円のダメな文章』と書かれていたら、(文中に何かしらの意図があればいいのですが、無ければ)読者にとって初心者向けなのか、それとも上級者向けかわからない文章となります。月収150万円が金額として小さいという書き手の前提が、ブログ初心者の前提とズレています。タイトルは『アフェリエイト初心者向けの文章で月収5000円のダメな文章』などに変更した方がいいでしょう。
・300記事を書きましょう
ブログの書きはじめはほぼ読まれないので絶望感を感じます。それを防ぐために目安も予め考慮しておいた方がいいです。その基準が300記事です。
英語を話せるようになるのと同じで、ブログ運営にはある程度能力向上が必要となります。その基準が300記事と言われています。
色々なブログを見ると30〜300記事の幅がありますが、自分が凡人と思う方は300記事を基準としておけばしばらく心が折れる事はないでしょう。
ネタの見つけ方
心構えを理解した上で、いざ文章を書こうと思っても「ネタがない」という方もいらっしゃるかもしれません。この章ではネタの見つけ方を書いていこうと思います。

・常に考えてメモをする
文章を書くときも何がヒントになるのか分からないので、常に目の前に起きている事、頭の中の思考、何気ない風景などが文章のネタにならないか常に考えておきます。併せてメモもこまめに取るようにします。
少し話が逸れますが、人間の集中は「広い:狭い」そして「外:内」の組み合わせで表現できます。
例えば、文章を書くのに集中しているときは、狭い自分の内側へ向けての集中です。
温泉に入って景色を見ているときにいいアイデアを思いつく状態は、広い自分の外に向けての集中です。
ここで、ネタが思いつくのは後者の集中状態です。この場合、メモを取らないと、「何かいい事思い付いたんだけどな〜」と思い出せなくなってしまいます。
・インプット量を増やす
ネタの思いつきがあっても、その話を広げないと内容の薄いブログになってしまいます。そのためインプット量を増やす必要があります。
たまに、同じ系統の本を並べて、「〇〇本私のおすすめ5冊」とか書いてありますが、これは本を5冊読んで、自分の知識を深めた上でレビューを書いています。そうする事でレビューの内容の質を上げつつ、本の比較というネタを書くことができます。また、1冊、1冊のレビュー記事も書けます。
・知恵袋や困っている事を解決する
読者がブログを読む理由は問題解決をするためです。つまり、問題解決を書くとブログが読まれます、さらに書き手として記事の内容に一貫性が生まれます。
知恵袋や関連キーワードの検索でネタを見つける方法もありますし、人に直接会って問題点を聞き出して書くという手法もあります。インプット量を増やすのと同じで行動力がものを言いますね。
文章テクニック
文章テクニックはいくつもあるのですが、その中でも重要なテクニックをご紹介します。

・シンプルに書く
「シンプルイズベスト」と言われるように文章もシンプルの方が読まれる確率が高くなりますが、常にシンプルに書くのは練習が必要です。そのため、常に以下のポイントを意識して書いていきましょう。
・否定文ではなく肯定文を使う
・断定を理由と共に書く
・漢字ばかりが並んだ文章にしない
・カタカナ言葉を出来るだけ使わない
・「〜という事」や接続詞、こそあど言葉を減らす
・改行や装飾は多めに使う
頭の中に置いておくくらいで考えておけば、段々と文章が読みやすくなると思います。(私はそうでした。)
・PREP法
PREP法はビジネスシーンで用いられる文章で結論を最初に述べる事で読者の集中力が最も高いときに、書き手の主張を簡潔に伝えられます。さらに、理由や具体例が結論の後になるので、読者の興味を保ち続けられます。
自分の他のブログでこの手法を試したら読者が増えたという経験があります。
P = Point (結論)
R = Reason (理由)
E = Example (具体例)
P = Point (結論を繰り返す)
ブログは個人の主張の文章が多いですが、その主張に説得力を持たせるために理由、具体例を続けて書きます。そして、最後のまとめで最初の主張を繰り返すと読者に納得感と共に頭の中に残るようになります。
例)好きなお店を紹介する場合
(結論) 私はサ〇ゼリアが好きです。
(理由) なぜなら、安く、メニューも豊富だからです。
(具体例) 例えば、料理はドリアが290円、ハンバーグが380円とお手頃な値段で提供されています。さらにパスタ、サラダ、デザート、飲み物はドリンクバーからワインまで揃っていて、1,000円を払えばお腹いっぱい食べられます。
(結論を繰り返す)なので、私はサ〇ゼリアが好きです。
PREPを他の並びに変えることも可能です。例えば、
1. 解決したい問題
2. 選択肢
3. 選んだ理由
4. 解決法
などです。応用が効くので試してみてください。
・内容を文書力でカバーする
ブログを書く際にネタ切れや、ネタの情報量が不十分な場合、インプットを増やせたり、リサーチが出来ればいいですが、毎日更新を心がけている場合時間が足りなくなる場合があります。
そんなとき内容を文章力でカバー出来ればベストです。
と書いたものの、実際に私ができているかというとできていません。
かなり、見切り発車で公開した記事も多いです。
ここで書いたのは心構えに近いですね。
結局伝えたいという気持ちが一番大事!!!
まとめ
いかがだったでしょうか?他にも色々手法があるので自分に合ったブログの書き方を見つけてみてください。
(より良いブログを書くためのおすすめの本もページの下にリンクを貼っておきます。)