書評とは読者に書籍の魅力を伝え、興味を持ってもらうことを目的として書かれています。
自分独自の考えに重点を置くのではなく、客観的な目線で作品を紹介に重きを置きます。
読者の想定
誰に向けて書くのかを想定した文章しましょう。書評を読む方は、その本を知りたい可能性が高いので、「読まないと人生損する」、「前回の作品からさらにパワーアップされている」、「新しい視点が書かれている」など実際に読んで購入してもらえるように興味を促します。
書評の上級者であれば、その本を知らない人にも書評の文章力で読ませるように意識させましょう。
書評に書くべき内容

書評にはポイントがあるので、必ずポイントを抑えて書きましょう。
- 著者
- 著者の名前
- 出身地
- 受賞歴
- 職業(前職も含む)
- 著者の現在の活動が追えるもの、ホームページやTwitter、オンラインサロンの紹介
- 作品
- 著者が執筆した経緯
- 役に立つ情報は何か
- 誰をターゲットに書かれたのか
- 評論
- ネタバレしない程度の概要
- 自分の考え(読者が一番知りたい)
- 感動や面白さを根拠とともに伝える
- 反論、反証も書いて説得力をつける
- まとめ:ブログ書評であれば最後に書評のまとめを書くと分かりやすいです
書評は根拠と客観的と共に自分の考えをしっかり書く事で興味深い文章になります。
NGな書評

- 例えば「〇〇さんはすごい!!」など著者に向けてメッセージを書くと、熱心なファンの文章であると認識はしてもらえますが、書評として受け止められない場合があるので、あくまで本の内容を伝えるようにしましょう。
- 書評も文章なので書いてある内容が分かりづらいとそもそも読まれません。読んでもらえるように分かりやすい文章で書きましょう。(文章の書き方についてはこちらをご参照下さい)
書評が苦手な人でも書くポイントを押さえて書くだけで誰でも書けるようになります。