行動経済学用語まとめ その2

書評

行動経済学用語のまとめを書いておきます。
ご参考になれば。

最初に見た数値や情報が印象に残り、それが基準点(アンカー)となって、その後の判断が左右される心理現象を「アンカリング効果」と呼ぶ。

最大利潤を探求し、購入客を確実に増やすには、多様な価格帯の商品をつくり、高額予算の顧客の支払金額を増やさなければならない。その仕組みを価格区別あるいは価格差別と呼ぶ。

価格の変更は難しい。同じ商品の価格が昨日より値上がりしていれば顧客が商品を購入しない明確な理由になる。したがって、原材料費の高騰や現行価格では対応しきれない需要の多さなど、どれだけ正当な値上げであっても、売上には悪影響を及ぼす。有効な対策は、商品に修正を加、単純に価格の新旧比較ができないようにすることである。それを意思決定のリフレーミング(枠組みの変更)と呼ぶ。

仲間効果(ピア効果):過去に経験のない状況や、どのように行動するべきかわからないとき、似たような立場の人たちと同じように行動する傾向が強くなる。

相互以前状態:特に理由も無く贈り物やサポートを受けると、それを上回る額のお返したり、本意ではない買い物をしたりして返礼に務める。

公正世界現象:顧客は、自分の行動が合理的でなくても、世の中は論理的だと信じる。

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