こんにちは、ばばーるです。
前回のおさらい
前回はスクリプトの書き方についてご紹介しました。
- スクリプトには書き方がある
- 書き方を守ると読みやすさが向上する
今回はスプレッドシートにGoogle Apps ScriptからIDでアクセスする方法をご紹介します。
IDはURLに記載されている
スプレッドシートを開くとURLが以下のように表示されていると思います。

このURLの
/d/モザイクがかかっている部分/edit#gid=0
がIDで、スプレッドシートはこの固有のIDによってそれぞれのシートと認識しています。そのため、同じドライブ内で、同名のスプレッドシートを作成することも可能です。
OpenByIdを使う
早速スクリプトを書いていきましょう。Google Apps Scriptを起動するとmyfunctionというフォーマットが出てきますが、その波括弧の間に以下のように記載します。
function myfunction() {
const id = 'URLから取得したID'; //1行目
const ss = SpreadsheetApp.openById(id); //2行目
}
- 1行目: const idというのはidという名前の変数を宣言しているだけで、idの部分は好きに名前をつけてください。
- =でURLから取得したIDを'(シングルクォテーション)2つで囲んで、;(セミコロン)で行の終わりを記します。
- 2行目: const ssでssという名前の変数を宣言します。(この変数名もss以外でも構いません)
- SpreadsheetAppで「Google Apps Scriptの中のSpreadsheetに関する操作をしますよ」と宣言します。
- SpreadsheetAppの後に.(ドットを付けて)openById()にスプレッドシートのIDを代入したidという変数を入力します。
- ;(セミコロン)で行の終わりを記します。
ここで実行ボタンを押すことでスプレッドシートにアクセスすることが出来ます。

まとめ
今回はIDを使ってスプレッドシートにアクセスする方法をご紹介しました。
- GoogleのアプリにIDでアクセスすることができる
- openById(id)という関数でアクセスすることができる
次回はGoogleアプリにはじめてアクセスした時の許可方法をお伝えします。
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