Amazonで購入できる格安3Dプリンタ LABISTS X1-JPの購入を検討されている方に向けて、その使い方を説明していきます。
この記事を読めば購入後の設定までできる(はず)!!!
↓LABISTS X1-JP
実は超簡単
3Dプリンタの使い方は実は超簡単です。
①マイクロSDを用意します。(LABISTSに付属品として付いてきます。)

②マイクロSDの中に.gcode形式(3Dプリンタ用のデータ形式)のデータを入れます。

③マイクロSDを挿し込んで…

スタートボタンをポチッとな。

これだけ3ステップで印刷できます。
めっちゃ簡単じゃん
購入を検討している方にとって、この3ステップだけなのかと不安になると思います。
しかし、本当に印刷時はこの3ステップだけです。
問題はその前処理でデータと3Dプリンタの設定がなされているかどうかです。
前処理
3Dプリンタのスタートボタンをポチッとなと押す前に…
- デザインデータを作る:CADソフトから.stl形式のファイルを作る。
- 3Dデータを作る:スライサーから.gcode形式のファイルを作る。
この2アクションをきっちりしないといけません!!!
(↓.stlや.gcode形式のファイルについては以前のブログをご参照ください。)
.stl形式のファイルを作る
3D CADのソフトでデザインを描いた後に、保存するデータ形式を選択する画面が必ず出てきます。
その画面で.stl形式を選びましょう。
ここは、どんな3D CADでもその機能が標準で付いていますし、操作もエクスポートで.stl形式を選択するだけなので簡単です。

.gcode形式のファイルを作る
どっちかというと、問題はスライサーの設定。
というのもLABISTSに付属しているUnityで作成されたスライサーソフトが使えなかったので、Ultimaker Curaというソフトを使っています。しかし、初期の頃はLABISTSのプリンタの設定が適当だったため、思った通りの印刷ができませんでした。
↓Ultimaker Curaでの設定は参考になるYoutube動画があったので、それでなんとか解決しました。
このスライサーですが、プリンタ自体と印刷精度の設定などを行うので、仕上がりを左右する重要なソフトです。
上記の記事(というか中に埋め込まれてるYoutube)を参考にしながら設定すればLABISTSは難なく使えることでしょう。(私は最初の1週間くらい、設定がわからず困惑していました。)
設定さえできれば、あとは.gcode形式のデータを作るだけです。

まとめ
本当に3Dプリンタ自体の使い方はスタートボタンを押すだけで簡単です。その他の設定は、どんなプリンタでも発生する作業なので大差ないと思っています。(他のプリンタを使用したことがないのでわかりませんが…)
どちらかというと、3D CADデータを作るときの学習時間や、印刷の向きを考えるなどの他のことの方が試行錯誤になると思います。
それらを考慮しても、1万円は値段的にも破格なので、正直興味とお金があればとりあえず買いだと思います。
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その他参考記事
オススメの3D CADソフトについての記事はこちら。