ちまたではアウトプットが重要、アウトプットとインプットは「9:1」の割合が~、「7:3」の割合が効果的、「アウトプット」の方法10選、とかアウトプットの重要性を説いている本屋、ブログ記事であふれているが、本記事も例にもれずアウトプットの重要性を説きたいと思います。
そもそもアウトプットとは?
と「アウトプット」という言葉を容易に使わないように、念のためWikipediaでその意味を調べておきましょう。
出力(しゅつりょく)は、何らかの対象から出る信号や力、またその種類の大きさのことである。入力の対義語。アウトプットともいう。
From Wikipedia, the free encyclopedia

想像していた意味と違う…。
なんかもっと、情報発信的な、Youtuberやブロガーになれという意味に脳内変換されていましたが、アウトプットはより広義な意味での言葉でした。
しかし、この言葉の定義のままでは、本記事の説得力が半減しかねないので、アウトプットという言葉を再定義しようと思います。
本記事における、アウトプットとは「勉強した内容を効率的に出力する方法」と定義します。

雰囲気はわかるけど、意味はわからないな。
アウトプットできない
副業とか起業、収入アップなどの言葉に煽られて、Youtuber、ブロガー、プログラマーなどなどを夢見て、誰にも見られない動画を作ったり、本を読んでブログを書いたり、Pythonの本を買ってみたりしたものの、インプットだけで終わってしまう、もしくはショボいアウトプットしか出ない。
それは「アウトプットを決めていない」ことが原因です。
Why Japanese people!?
学校教育やサラリーマンの制度の上で生活していると、勉強する->成績が良くなる->やったー!仕事をする->給料もらえる->やったー!というInput->Outputの構造が刷り込まれているので、そのままの仕組みをアウトプットに当てはめてしまうのが、アウトプットできない理由になっているのです!(あくまで個人の見解です)

何をしたらええねん…。
重要なのは”How to”ではなく”Why”を決めること、つまり明確なゴールを設定することでアウトプットを決めることができます。
個人的な経験ですが、仕事でWebサイトを作って欲しいとの依頼を受けることがありました。誰に向けて、どのような時に、どんな内容で、業務改善への影響などなど会社内における明確なの依頼なのでアウトプットは決定です。
アウトプットの内容を細分化する
アウトプットは決まったので、本記事で一番伝えたかった「勉強した内容を効率的に出力する方法」をお伝えしようと思います。

もう強引すぎて、何も言えない。
アウトプットを決めても、インプットに時間がかかり思ったよりアウトプットできないことがあります。そんなときはアウトプットの内容を細分化するというテクニックを使うと効率的に出力することができます。
大きすぎる目標は具体的な行動目標に置き換えることが困難です。そのため、最終目標から逆算して現在の次のステップを明確にします。この際にハードルをできるだけ下げて簡単に乗り越えられるステップを選びましょう。
例えば、参考書などはパラパラと見たとき、6~8割の内容を理解できるくらいの本を選ぶのが適切です。その他、できるだけ薄い本、入門すぎる本、漫画でわかる~など、できるだけハードルを下げて達成感を感じ続けることが重要です。インプットの量も少ないので、継続してアウトプットできます。
さらに、目標を細分化により、次の目標が明確なので、目移りを防ぐことができます。
(参考)目標の細分化の学習プログラムでやり抜くことができたという研究もあります。
脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発 ~目標の細分化が脳を変化させ達成を支援~
まとめ
最近プログラムの勉強を上記の内容でゴリゴリ進められてメッチャ効率良いと気が付いたので、それを伝えたいという想いだけで記事を書きました。
- アウトプットは重要
- 明確なゴールを設定する
- 内容を細分化する
ぜひ、勉強の参考にしてください~。
本記事とは直接関係ないですが、PHPとMysqlを勉強するならこの2冊の組み合わせがおすすめです。
