第1話 毎週メールを自動送信したい 〜その4 トリガーの設定〜

Google Apps Script

こんにちは、ばばーるです。

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前回のおさらい

前回はsendEmailのパラメーターを使ってメールを送信する方法についてご紹介しました。

名前   型                  表現
attachmentsBlobsource[] / バイナリデータ電子メールで送信できるファイル。Googleスプレッドシートや、PDFや色々なデータが使用できます。
bccString / 文字列BCCの宛先
ccString / 文字列CCの宛先
htmlBodyString / 文字列設定されている場合、HTMLを使用できます。メールにインライン画像がある場合は、HTML本文にオプションのinlineImagesフィールドを追加できます。
inlineImagesObject / オブジェクト型htmlBodyが使用された場合に、画像への参照が<img src = “cid:imageKey” />というhtml表現を使ってメールに貼り付けることができます。
nameString / 文字列送信者の名前を表現できます。
noReplyBoolean / ブーリアン型 TrueかFalseを入力すると、送信者の名前がnoReplyで表現されます。
replyToString / 文字列受信者が返信すると気に、宛先を送信者以外に設定できます。

今回はトリガーの設定をご紹介します。

キリン部長からの依頼のおさらい

キリン部長に毎週メールを送りたいと頼まれていました。

キリン部長
キリン部長

こんな感じのメールを毎週月曜日に送りたいんだよね。

文章が完成したので、トリガー設定で毎週月曜日にメールを送信しましょう。

トリガー機能

先ずは、Google Apps Scriptの編集画面の時計マークをクリックします。

すると、こんな画面が出てきます。右下の「トリガーを追加」をクリックします。

トリガーの設定をしていきます。

実行する関数を選択:実行する関数を指定します。今回はsendEmailのスクリプトしかないので、そのままでOKです。

実行するデプロイを選択:WebアプリケーションとしてAPIとして公開する際に、バージョンを指定してトリガーを実行できます。今回のトリガー設定は不要なので、HeadのままでOKです。

イベントのソースを選択:”時間主導型”もしくは”カレンダーから”の2択から選べます。”時間主導型”の場合は、時間や曜日から選択できます。この選択以降で詳細を設定することができます。”カレンダーから”はカレンダーのイベントからトリガーを実行できます。今回は”時間主導型”を選択します。

時間ベースのトリガーのタイプを選択:トリガーを実行する間隔を時間で指定できます。今回は週ベースのタイマーを設定します。

曜日を選択:週ベースのタイマーを設定すると曜日を選択できるようになります。今回は月曜日を指定します。

時刻を選択:トリガーを回す時刻を設定できます。今回は毎週月曜日の午前8時~9時に設定します。

最後に保存ボタンを押します。これでトリガー設定の完成です。

たぬきさん
たぬきさん

ふ〜大変だったぜ。

GAS
GAS

(いや、お前ただスクリプト書き写しただけだろ…)

ちなみに設定したトリガーは右側の鉛筆マークから編集、点々マークから削除やエラー数を確認することができます。

Google Apps Scriptの便利なところ

Google Apps Scriptのトリガーの説明をしましたが、これはスクリプトが自分のPC上で動いているわけではなく、Google社のサーバで動いていることによります。そのため、Google社のサーバが動いている限り、トリガー通りにメールを送り続けます。

たぬきさん
たぬきさん

めっちゃ便利やん。

まとめ

今回はトリガーの設定をご紹介しました。

  • トリガーで時間ベース、カレンダーベースでプログラムを回すことができる。
  • トリガーで設定したプログラムはGoogle社のサーバが有る限り動き続ける。

キリン部長に気に入ってもらえるのか!?次回はスクリプトの権限を移す方法をご紹介します。

コメント

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